2006年 07月 31日
将棋は全然知らないけれど・・・
今日は、私の所属する大学院の主催で、あの!羽生三冠の講演会がありました。
テーマは「決断力」
もちろん私は将棋を勉強しているわけではないのですが、対局における一つ一つの判断や思考、勝負に臨む心構えなど、いろいろと共通するところがあるのではないかということでの企画です。

羽生さんが対局においてどういうふうに判断を下していくのかということを中心にお話ししてくださいました。とても興味深かったです。

例えば、どうしたらいいのか不安を感じる時、人間ははっきりした答えを欲しがります。しかし、そういうふうに考えると、思考の幅は狭まってしまうのです。
ですから、不安に思う時は、むしろ物事を単純化せず、幅広く考えるゆとりを持つことが大切だと言うことです。
確かに、
どうすればよいのかわからない時は「こっちを選びなさい」みたいなはっきりした導きが欲しいと思います。でも案外その答えはすぐに与えられなかったりしますね。少し時間があって、そうしてから自分が最初は思いもしなかった道が開かれたりすることもあります。

それから、好調と不調の波がありますが、不調なとき(=実力不足ではなく、力はあるのにうまくいかない)は、「変化のチャンス」と考えるそうです。やり方を変えたり、練習の方法を変えたり。
むしろ、好調を維持する方が難しく、現状を変えることにリスクがあるので、なかなか違うことに挑戦することができなくなるそうです。

そしてこれは友人に聞いたのですが、「自分の気持ちがぶれてしまうことがあるが、どうやったらぶれないで、最初の気持ちを維持できるか」と質問したところ、「気持ちがぶれないようにしようと意識し続けることが大切なのでは」というお答えだったそうです。
これは、インパクトありました。

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こちら、三冠のサインです。
なぜかちゃっかり(といったら失礼だけど)2番目に並んでサインをもらったH先生に見せて頂きました。

間近でお話しを伺うと、羽生さんは名人でありながら青年のような方でした。
もちろんものすご〜く頭がよくて、本当にいわゆる天才でいらっしゃると思うけど、率直に、うまくいかない時はどうされるとか、経験を積んでくるとリスクを避けて慎重になりすぎてしまう、またこうやって話していても実際に対局になると自分もこうしてしまいますなどと、お話しくださる素敵な方でした。
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by myrex | 2006-07-31 23:54 | Daily Thoughts
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