2006年 08月 18日
私の本箱〜赤毛のアン
モンゴメリの「赤毛のアン」は、私の一番好きな本の一つです。
何回も「赤毛のアン」から「アンの娘リラ」までの10冊を繰り返し読んできました。

アンやアンを取り囲む世界から、たくさんのことを教えてもらったり、見せてもらうことができます。

アンについて語り出したら、何時間でも語れそうな気がします。
いろいろ思うことの中から、一つだけ書くとしたら・・・
アンの「友情」が心に浮かんできます。

アンにはダイアナという同い年で近所に住む友達がいます。アンは最初からダイアナと「腹心の友」になるのだといい、二人は出会った日に友情を誓いました。

でも、読んだことがある方はご存じのとおり、アンとダイアナは全然性格も違うし、人生に対する考え方もだんだんと違いが出てきます。アンがどんな風に思っていたかを想像してみると、きっとアンにとってダイアナは理想通りの友達というわけではなかったと私は思うのです。
理想を追い求めるアンに対して、ダイアナはどちらかというと現実的。
町を出て自立した生活を始めるアンに対して、かなり平凡な生活に満足しているダイアナ。

それでも二人は友情に忠実であったといえるでしょう。多少のすれ違いや、期待はずれはあったにしても、お互いの幸せを心から願い、お互いの最大の理解者でありサポーターであり、誠実な態度をとり続けました。

そこで思い出すのが次の聖書の言葉です。

「友はどんなときにも愛するものだ」箴言17:17
「滅びに至らせる友人たちもあれば、兄弟よりも親密な者もいる」箴言18:24

アンとダイアナの友情を思うと、友達・友情のあり方を教えられるように思います。

私にとってのアンは、ここに書ききれないほどの存在ですが、今日はここまで。

ちなみに、2008年は、赤毛のアンの出版100周年で、プリンスエドワード島(PE島)ではいろいろなイベントが用意されているようです( PE島オフィシャルページより)。




「赤毛のアン」だけでなく、モンゴメリの作品の中にはカナダのPE島の美しい自然が描かれています。私の中でもう20年くらいの間「訪れてみたい場所No.1」はPE島です。

PE島の美しさを描いている作品としてのオススメは「丘の家のジェーン(Jane of Lantern Hill)」です。お話しとしてもオススメです。

また、映画化された「赤毛のアン」「アンの青春」「アンの結婚」も、PE島の美しさを見ることができてよかったです。時代設定が原作より10年程度後になっていることで、原作と異なるところもたくさんありますが、いきいきとしたアン、やさしいマシュー、本当にアンを大切に思ってくれるようになるマリラなど、自然とともにアンの世界が存分に描かれていると思います。時代設定のずれから、3つめの「アンの結婚」は原作とは全く異なるストーリーで、ギルバートが第一次世界大戦に行くことになって(原作ではアンの息子が二人行き、一人戦死)、アンまでヨーロッパにギルバート探しに出かけて行ったりして、見た時はかなり驚きました!ちょっとモンゴメリの描いていたアンとは違うんだけど・・・というのが正直な感想ですが、アンの一途な性格を表現したのかなとも思います。
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by myrex | 2006-08-18 21:50 | Book & Movie
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